球児にあこがれてバイト!

高校生の頃は、親からアルバイトはしてはいけないと言われていましたが、唯一親に黙ってしてしまったアルバイトがあります。

夏の高校野球の時期に甲子園球場で売り子をやりました。毎朝家を出るときには、図書館で自習してくるだの甲子園球場に応援しに行くだの何かしらの嘘をついていました。

高校球児が大好きな友達が、がんばっている球児に会いたいと誘ってきたので、ただ見に行くのではなく売り子をやろうという話になりました。

当時求人があったのが外野食堂だったので、重い荷物は持つ必要がなく、伝票とつり銭だけを持って、広い外野を駆け回りました。

炎天下なので、水分補給と日焼け止めをしっかりとして、手を振り大きな声を出して、お客さんにアピールしました。

試合の展開をしっかりみ見ておかないと、いい場面で大きな声を出してしまって目障りだから静かにしてと怒られることもあります。

人がぎゅうぎゅうで、呼んでくれた人にやっとたどり着いたら、フランクフルト1本ということもありました。それでもお給料は歩合制なので、一生懸命売るしかありません。

試合が終わると、おかねのけいさんをしてお給料をもらって解散です。帰りにはいつもかき氷を貰いました。ちなみにお昼ご飯は食堂のメニューから好きなものが貰えました。

残念ながらその食堂は、その年で閉鎖してしまいましたが、がんばればそれなりにお金も貰えたので、私には向いていたのかも知れません。